ケータイ小説 野いちご

漆黒の紋章

◆.第三章
ロベリア公爵



翌日、
いつものようなドレスを着ることはなく
動きやすい服を着る


動きやすい服といっても
ワンピースだ


ローラはニコリと微笑みながら、ワンピースを片手にやってきて、着替えたあとに髪を一つに結ってくれた


「ミリア様、今日はお気をつけてくださいませ。私は心配ですなりません!」


「大丈夫よ、レイがいるもの」


「しかし、相手はミリア様に酷い仕打ちをなさったグレイ様ですのよ!」



「確かにあの時は、私の不注意で薬でブレイムが使えなくなってしまって……いろいろあったけれど

今回は一人じゃないもの」




「とにもかくにも、私はこの城でミリア様がご無事でお帰りになることを一刻も早くお待ちしております!」



ローラは笑顔で頭を下げる



私はそんなローラに一言






「ローラ、帰ってきた時にはきっとお腹が空いていると思うの……だからアップルパイを焼いて待っていてね」




「はい、かしこまりました!」





そして、正室に戻りレイを待つことにした。








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