命はバカげている。


私に生きる価値なんてない。


誰を好きで、誰を嫌いかもわからない。


それは私にココロがないから?


生きる価値のなくなったマリオネットは


滅びるためのおもちゃにすぎない。


それは今の私。


何で私は生まれてきたんだろう。


辛くなるだけなのにな。


苦しくなるだけなのにな。


悲しくて、虚しくて、苦しくて、泣きたくて、辛くて、叫びたくて…


すべてが無。


普通が私にとっての愛なんだよ。


友達と手を繋いで、お喋りして、家族と買い物して、こんな普通なこと


まぁ、友達いないし、家族ともうまくいってない、ココロがない私なんかには
もう関係ないコトだけどな。


でもね?天使のような声が聞こえたの。


『ココロがないなんて嘘よ。あるじゃない、そう普通を考えてる時点で…
貴女にはココロがあるじゃない。それは叶わないコトかもしれない。でも貴女は諦めないで夢みてるじゃない。ほら…
これが貴女のココロよ。願い続けなさい祈り続けなさい。自分のココロを信じなさい。』


って聞こえたんだ。


私に命なんていらないって…
私にココロはないって…
私に生きる価値なんてないって…

思ってた。


あの天使のような声が…私に闇を与えた

怖くて外にも出られなかった私を


また滅びをさしだした



そして私は初めて泣いた。
初めて悲しんだ

哀れな自分に絶望して泣いて、叫んで、
声を枯らした。



家族がそばにいない寂しさ…虚しさ
友達と言える上辺な奴しかいない…
弱さ、悲しさ。
どれだけ泣いても叫んでも…そこには誰もいない…辛さ、苦しさ。


たまっていたすべてを吐いても

受け止めてくれる人もいない。


自分の弱さに絶望した。


1人は怖くて…ビクビク耳を塞いで虚ろな目で…これがココロ?



違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違うんだよ。


私が夢みてたココロとは違う。


こんなんなら…ない時のがよかったな。


命はもういらない。ココロもいらない。
みんないらない。


でもココロを知ってしまった………。


嫌…嫌だ…嫌だよォ…。






『1人は…イヤだよォ』



命の大切さ?はは…違う。



命なんか消えろ…


これが私の最後の言葉…


みなさーん…知っときな。


命が尽きても…苦しいのは変わらなかったんだーぁ


また…最初から……繰り返すだけ。


バイバイ私

『END』