あの日で終わっていた恋が再び動き出した。



「ねぇねぇー?最近彼氏とどうなん??」

お昼を食べながら友達がにやつきながら
話してきた。

「どうっていわれてもねー。」
正直もうすぐ別れそうな雰囲気のカップルで
二ヶ月記念日を迎える前に別れようと思っていた。

「あ!そーいえばさ、ゆうまがさやかのアド教えて
っていわれたんやけど教えてええ??」

え。ゆうまって、、
うちが中学のときに1年半片思いして
結局降られた人ぢゃん。。
なんで今更?

「ねぇ?!聞いてる??」

「あ!!ごめんごめん笑別にいいよ」

「んじゃ教えとくわ」

「うん。」


その日の夜ゆうまからメールがきた。

【久しぶり!】
アド教えてくれてありがとうな!
登録よろしく!


なんだ、めっちゃふつーじゃん。
気まずいまま終わった関係かと思ってたのに。

とりあえず私は、

【Re:久しぶり!】
登録したよー♪

それからやりとりが続いて
突然。。

【Re:】
なぁ。今電話できる??


ゆうまから突然の内容で私はすぐに
返事が打てなかった。


そしたらゆうまから電話がきた。


「もしもし?さやか?」
懐かしい声。この声が大好きだったあの頃を思い出した。

「もしもし」

「久しぶりに声聞きたくてさ。ごめんな?
急に電話して」

胸がドクドクなりひびく。

「ううん。全然いいよ」

「さやかって今彼氏とかおんの?」

「おらんよ?」

「。。。そっか」

「なんで??」

「いやー。なんもない」

「なんやねん!!笑」

「あのさ、また暇なとき遭われへんかな?
お前に会いたい。」

え。。
そんなこと言われたら勘違いしちゃうぢゃん。


そしてそれから数ヶ月たったある日
ゆうまと会うことになった。

夜の近所の公園にはだれもいなくて
少ししたらゆうまがきた。

少し背が伸びて前よりもさらにかっこよくなっていた。

「来てくれてありがとう」

「うん!」

ゆうまは私の顔を除き込んできた
「なに??」

「いやさーかわいくなったなぁって思って。」

私は思わず顔が真っ赤になって
ゆうまの肩を叩きながら
「なにゆってんのさー!」

そしたら
ゆうまが私に近づいてきて
そっとキスをした。