ケータイ小説 野いちご

運命みたいに恋してる。

プロローグ



 あたしはいま、両目から涙をボロボロこぼして、地面にペタリと座り込んでいる。


 頬をたくさん伝い落ちる涙が、風のせいで生乾きになって、その感触が気持ち悪い、とか……


 湿った地面の感触が、制服のスカートから伝わってきて、お尻がちょっと冷たいな、とか……


 そんな、わりとどーでもいいこと考えながら、いま……


 目の前の、この人を見上げている。


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