夜空side

どうしよう…。私は今の状態について考える。私にかけられた呪いが発動して倒れて意識を取り戻しつつも体力を削られまた眠ってしまった。別に私が平助君の部屋で寝ているのに戸惑ってはいない。なぜなら土方さんが
土『部屋も少ないし平助の部屋で寝ろ。』
って言っていたからだ。平助君の部屋は散らかってるからある程度片付けたら、私も余裕で寝れた。まあそれはおいといて何故私は動けないかを説明しよう。理由は簡単。平助君に後ろから力強く抱き締められている。
夜「どうしよう…。朝餉を作らなきゃなのに…。誰か来てくれないかな…。」
もうこの際あの二人(左之さんと長倉さん)でもいいから…!
すると左之さんがきた。噂って怖い。
左「夜空ー!起きてるか?」
夜「起きてはいます。…多分。」
左「?どうした?」
スッ
左「ほぉ~平助も随分と大人になったもんじゃねえか。」
夜「御託はいいので離してくれませんか?これだと朝餉も作れません。」
左「はいよっと、おら平助離れろ。」
ものの見事に左之さんは平助君を離してくれた。まあその時左之さんがこっそり呟いた内容は知る由もなかったが…多分。
左「この野郎イチャイチャしやがって…!」
夜「?」
左「あ、いや何でもねえ。」
夜「そうですか?」
華「夜空さん!朝餉作りに行きましょう!!」
夜「あ、おはよう。じゃあ左之さん行ってきますね!!」
左「おう!」

その後平助君の悲鳴が聞こえたのは誰も知らないだろう。