要の両親が出張から帰ってきてからとゆうもの、あたし達を監視する目がいっそう光ってる。 ますます、要と二人で話す機会が減った。 『あのなぁ、俺は……』 あの夜――― もし、おじさんがタイミングよく部屋を開けなければ、要の言葉を最後まで聞けたのなら…… あたし達は何か変わっていたのかな? 要…… あたしは、キミが好きだよ―――