次の日の朝、俺はいつも通り起き、いつも通り飯を食った。


一晩寝て、昨日の記憶が薄れていることに寂しさを感じ、

オレンジジュースを飲んだ。




ばーか…


俺って。




2人の俺がいて、


俺に向かって話しかけてくる。






『お前はそれでいいのか?好きなんだろ!』



『お前は教師だろ?何、生徒に恋してんだよ!』







結局、この気持ちを抑えることなんてできないとわかった。


だから、割り切ろう。




好きなものは仕方がない。



でも、それ以上何もない。




あいつは俺のかわいい生徒の一人。