ぼくのおねえちゃんは、おせなかに『もんもん』をはりつけていました
おふろにはいるといつも、おねえちゃんのきれいなちょうちょがみれました
ちょうちょさんはしろくてせまくて、それでもきれいなおねえちゃんのせなかをいつもおよいでいました
「あ、おねえちゃん。ぼくがおせなかあらったげる」
こうしてぼくはいつも、おせなかにすむちょうちょさんにさわるのでした
ちょうちょさんはきれいです。
ぼくのがまんがたらなくなって、おねえちゃんに「ぼくもちょうちょさんがほしい」といってしまうと、おねえちゃんはいつもほんのちょっとだけわらいます