翌朝、パソコンの鳴き声で目が覚めた。



何か夢を見ていた気がするが、思い出せそうにない。



マウスを操作し、メール受信画面を開く。



『突然のメール、お許し下さい。


私、早川久志と申します。


貴方に依頼したい事があります。


ある男を裁いていただきたいのです。