ケータイ小説 野いちご

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隣の席の俺様ヤンキー【完】

イライラの理由【魁一side】

【魁一side】


「おい魁一、もうやめろって!!」


「うるせぇな。先に喧嘩売ってきたのはこいつ等だろーが」


「だからってやりすぎだろ!!ほら、もういくぞ!!」


顔を歪めて地面に這いつくばる2人組の若い男。


最初に因縁をつけてきたスキンヘッドの男の背中を蹴り上げる。


「おい、魁一!!!」


金髪の男に最後の一発を食らわせると、アキラに引っ張られるように俺はその場を後にした。



「なぁ、魁一。お前、何かあったの?」


「別に何もない」


「じゃあ、どうしてそんなに荒れてんだよ」


「荒れてねぇよ。つーか、喧嘩売られたから買っただけ」


そう答えたものの、自分でも不思議な感情が胸の中にモヤモヤと広がっていた。


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