今日も8時20分発の電車に乗る。

そして彼がいる号車に行く。

――――トンッ

彼にぶつかってしまった。


「「ドサッ」」


「きゃっ!」

いてて、しりもちをついてしまった・・・

「だっ大丈夫?」

初めて聞いた彼の声。

すごく優しい声だと思った。

「えっと俺・・・その、ごめん!」ペコリ

気を使われてる・・・!?

「いえ!全然大丈夫れす・・・けど?」

こんな近くで話せているなんて・・・///

「「ドサッ」」

「ちょ!大丈夫?」ユサユサ

ん・・・彼が目の前に・・・?

意識が遠く・・・なる。