【琴音】
自分の気持ちに気づかなかったあたしって、とんでもないバカ。
あたしはきっと、ずっと昔からヒョウの事が好きなんだ。
好きって、温かいけど難しい…。
常にそばにいるから、気持ちを伝えた後が恐ろしい…。
ヒョウはあたしのことなんてなんか好きじゃないと思うわけで。
フられたら?
毎日どんな顔して暮らせばいいんだろう…。
「浮かない顔して、どうしたの?」
「そんな顔してたかな?」
「してるよ。あっ、2号くん、プール出たら冷たいものが食べたいから、用意しといてくれない?」
雪乃さんの言葉に、『かしこまりました』と言って、家の中に入っていった。
今は雪乃さんと庭のプールで遊んでる。
「男の前ではできない話でもしようか」
「えっ!?だからヒョウのこと…」
「だって2号くん、琴音にべったりなんだもん」
雪乃さんはお兄ちゃんの婚約者。
お兄ちゃんが中学校になってしばらく、雪乃さんがうちにやってきた。
自分の気持ちに気づかなかったあたしって、とんでもないバカ。
あたしはきっと、ずっと昔からヒョウの事が好きなんだ。
好きって、温かいけど難しい…。
常にそばにいるから、気持ちを伝えた後が恐ろしい…。
ヒョウはあたしのことなんてなんか好きじゃないと思うわけで。
フられたら?
毎日どんな顔して暮らせばいいんだろう…。
「浮かない顔して、どうしたの?」
「そんな顔してたかな?」
「してるよ。あっ、2号くん、プール出たら冷たいものが食べたいから、用意しといてくれない?」
雪乃さんの言葉に、『かしこまりました』と言って、家の中に入っていった。
今は雪乃さんと庭のプールで遊んでる。
「男の前ではできない話でもしようか」
「えっ!?だからヒョウのこと…」
「だって2号くん、琴音にべったりなんだもん」
雪乃さんはお兄ちゃんの婚約者。
お兄ちゃんが中学校になってしばらく、雪乃さんがうちにやってきた。