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一度言いそびれたプロポーズ。

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今だと思いしたはいいが、

肝心な指輪を家に置いていた。

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かなり恥ずかしかったけど、

一生忘れられない、

思い出になったに違いない。

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美晴が、指輪を見るたびに、

微笑んでいるのを見ると、

こっちまで嬉しくなる。

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後は、

思い出の結婚式だけなのに。

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出来ればこの島で、

結婚式を挙げたい。

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でも、

ここには式を挙げるところが

ないわけで・・・

・・・

しかも、

プランを練ろうにも、

仕事が邪魔をして、
全然進まない。