<次の日>

あたしはお母さんの頼みでおつかいに出ていた

「えっと…だいこん、にんじんっと…」


「安咲葵。」

顔をあげるとそこにはアルティスがいた


「アルティス!?」


「リーダーが連れて来いってうるさいんでね。」

そう言ってアルティスはあたしの腕をつかんだ


「ちょ、ちょっと待ってよ!
あたし何も知らないっ」

ふり切ろうとしても力が強すぎてふり切れない