Side若菜




「......。」


「ごめんって♪若菜ぁ?」


怒る私の横を歩くのは一応謝ってる日向。


可愛くニコニコ笑う日向からは全く申し訳なさそうなオーラを感じとれない。


コイツは天使の仮面を被った悪魔!!

私を強制的にお化け屋敷に入れるとかあり得ない!!


「.....許して?ね?」


「ゆっ許さない!!」


泣きながら上目使い日向。


危ない危ない。

胸キュンに騙されてはダメよ!!

若菜!!