「んっ...。」


秋って言ってもやっぱり寒い。

布団から出れず包まっている私。


「若菜ぁー。そろそろ起きない?」


「んー、まだ....。」


布団の中にある暖かい何かに抱きつく私。


てか、暖かい何かって何よ?

湯タンポ?


.....にしては大きい。


ってことは!!


「っ!!」


私が抱きついているのは日向。


びっくりし過ぎて一気に目が覚めた。


「今日の若菜は大胆だねぇ♪ドキドキしちゃったぁ♪」


そんな私を見て楽しそうに笑うのは悪魔日向。