「………どういう、こと?
わかるように説明してくれる?」

お母さんの信じられない発言に、
あたしは思わず、
お母さんを睨んだ。


「だから、亜央依は明後日から、
桜藍高校に通うのよ♪」

だけどお母さんは、
そんなあたしの睨みなんか
ものともせずに、

笑顔のまま。


…その態度がさらにあたしを
イラつかせてるなんて、

考えもしてないんだろうな…。