「おかえり!!みんな!!」


時刻は19時。

みんなが帰ってきた。


私はそんなみんなに明るく挨拶。

みんなの反応は...


「ただいま!!美紀!!」


「ただいま、美紀ちゃん。」


いつものように挨拶をしてくれる祐希くんと雪斗くん。


それから...


「ただいま。」


「.....ただいま。」


「ただいまぁー。」


千尋くん、奏くん、翔太くんも挨拶をしてくれる。


うっうわ〜。

なんか、なんか....


「ふふっ。」


すっごい嬉しい!!


嬉しくて自然と笑みをこぼしてしまう。


あぁ嬉しい!!

幸せ!!


が、そんな気持ちはすぐに消えてしまう。


コイツの台詞で。


「何、笑ってるんだよ。ブス。」


「ブッブースー!!?ひどくない!!?千尋くん!!」


千尋くんにブスと言われて腹が立つ私。


てか、千尋くんって本当口悪いよね。


.....口悪男。


ぷぷっ。


「お〜い。俺ん家に不気味な家政婦がいるよ〜。にやにやしながら俺を見てるよ〜。不気味?いや、変態か?」


「はぁ!!?うっさい!!黙れ!!この口悪男!!」


「口悪男ぉぉ!!?なんだ!!そのカッコ悪い名前は!!」



私たち二人は廊下で激しい口論を繰り広げる。


「ちょっ、お前ら落ち着けって!!」


そんな私たちの間に入ってくる祐希くん。



「「落ち着けるかぁぁ!!」」



私たちは同時に祐希くんに叫んだ。