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目が覚めると、

拓哉の顔がドアップ。

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思わず声が出そうになり、

必死に両手で口を塞いだ。

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昨晩、拓哉と・・・

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思い出しただけで、

顔が真っ赤になる。

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初めてで、

最初は痛かったりしたけど、

拓哉は私を気遣い、

優しく、優しく抱いてくれた。

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いいのだろうか?

・・・

好きだとは言え、

大企業の社長と、

こんな関係になってしまって。

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抱かれたことに後悔はない。

でも、

拓哉は本当に私の事?

そう思うと不安になる。