白井華恋 

白井財閥の令嬢 華恋 



そんな少女は肌が真っ白で頬が薄ピンクで髪の毛の色は



クリームブラウン色唇はピンクのプックリツヤツヤ



誰もが触れてみたい唇



そんな少女のあだ名が “白井財閥のお人形”



なんでも言うことを聞き、その素晴らしい容姿から



ついたのである




「あなたなんかいらないわ、白井財閥の恥よ、恥!」



そう声をあげているのが白井財閥の夫人



華恋の母なのだ



「…お母様」

「お人形なら人形らしく言う事聞きなさい!!」



いつもいつもそう言われている冷たい家庭なのだ



「はい…」



バシッ この音は母に頬を叩かれた音






華恋side

痛い…

しょうがないか、あたしお人形なんだもん



明日から入学式…



早く寝よ


「お母様、お父様…おやすみなさい」



「ああ、お父さん達明日入学式いけないからな」



仮にも高校の入学式なのに?



娘なのに?