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君がいてくれた奇跡【短編】

君がいてくれた奇跡




教室にはもうわたしのいる場所なんてなくて……


逃げ込んだのはたまたま鍵が開いていた美術室だった。




「ヒック……うぅ……」



これまで我慢してきたものが、涙となって溢れてくる。


わたしの居場所は何処にあるの?


そもそも学校にわたしの居場所なんてあるのかな……




もう限界だった。


あの教室にいるのが。




「もう、ヤダァ……」







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