最初は嫌で嫌で仕方なかった。


瑞希と話すようになってから、毎日が楽しくなっていった。


「ねぇ、瑞希聞いてっ!」

「うっさいな。なに?」


授業中に私が瑞希に話しかける。


「・・・忘れた」


意味も、なく。

仲良くなれたのが嬉しくて、無駄に話しかけていた。


「ねぇ、ぐっちーさん」


無言で瑞希に叩かれる私にいきなり、話しかけてきたのは

佑真。


「え、なに??」



初会話なのに、いきなり、あだ名で呼ばれ戸惑う。


ちなみにぐっちーさんって最初に呼んできたのは彰。

他の男子はぐっさんだった!