「何、これ」 そう言って少女達はノートを開いた。 見つけたのはほんの数分前 放課後の教室で遊んでいると 1人が棚にぶつかって一冊のノートが落ちてきた 厚い背表紙のノート ゆっくりページを捲れば意味深な言葉 それが余計に少女たちの興味を注いだのかもしれない ぺラッ 少女たちは何かに操られているのかのように次のページを捲った