とある夏の日のとある廃ビル―


『主様、何をお食べになっておられるのですか?』


私、五十嵐幽がアイスを食べていると汗だくでもう溶けてしまいそうな雪羅が私に話しかけた。


「何って…アイスだけど?」


私は食いかけのカリカリくん(ソーダ味)を見た。


余談だが、このアイスは食うとカリカリしていてうまく、数年前売れすぎて販売中止になったことがある。


(↑ガ○ガ○くんじゃねぇか!という突っ込みはナシでby作者)


まぁ、そんなことはさておき雪羅が興味津津と言う感じの目でカリカリくんを見る。


「今日暑いし…何なら買いに行く?アイス」


『よろしいんですか!?』


雪羅が目を輝かせながら聞く。スッゲ―美人だから男子とか一発でノックアウトできそうだな…