「ねぇ、この写真見て、見て、月魅!! これってね、月魅を産んだ時に産院で撮ったのよ」
「えっ?? どれ、どれ??」
そこに写っていたのは、
生まれて間もないあたしを抱っこして笑顔を向けるママ。
「ママ、若い~~」
「あらっ、今だって若いでしょ??」
そして、そのママの横には、
同じく小さな赤ちゃんを抱っこした、優しい笑顔の綺麗な女の人がいた。
「本当に懐かしいわぁ。ママは今でもね、月魅が生まれた日のことは、はっきりと覚えているわよ」
いつだったかな?
たしか、まだ幼稚園の頃だった気がする。
あたしの赤ちゃんの頃の写真を見て、
ママが懐かしそうに、目を細めながら話してくれたっけ。
そう……あたしが、そして、優星が生まれた日のことを。
「えっ?? どれ、どれ??」
そこに写っていたのは、
生まれて間もないあたしを抱っこして笑顔を向けるママ。
「ママ、若い~~」
「あらっ、今だって若いでしょ??」
そして、そのママの横には、
同じく小さな赤ちゃんを抱っこした、優しい笑顔の綺麗な女の人がいた。
「本当に懐かしいわぁ。ママは今でもね、月魅が生まれた日のことは、はっきりと覚えているわよ」
いつだったかな?
たしか、まだ幼稚園の頃だった気がする。
あたしの赤ちゃんの頃の写真を見て、
ママが懐かしそうに、目を細めながら話してくれたっけ。
そう……あたしが、そして、優星が生まれた日のことを。