「和久井さん。」

パチッ

目が覚めると同時に保健室独特の匂い。

「…ん?」

「また勝手に入り込んだんですか?何度言ったら分かるんです??保健室は昼寝場所じゃありません。」


「あ、水野先生おはようございます…。」


「おはようじゃ……」

ヤバい、先生のこめかみが動いた。

「ないですよ!!!バカですか、あなたは!!!!」

その言葉と同時にバッと布団を取られた。

「にゃあぁーーーー!!!!私の布団ーーー!!!!」