ケータイ小説 野いちご

白いジャージ9 ~最終章~

LOVE.2
先生の同窓会





―先生の同窓会―




夏の旅行が終わってから、先生は毎日忙しかった。




9月に向けていろんな準備をしていた。




秋の体育祭の担当だから、それも忙しくて・・・・・・




頑張っている先生を支えたくて、料理教室に通ったりして、私は毎日楽しく過ごしていた。





そんなある日。





旅行先で出会った先生の大学時代の友達から同窓会の案内状が届いた。





体育祭前の忙しい時期だったけど、土曜の夜だったので、先生も参加できそう。






「久しぶりにみんなに会えるんだね」





「ああ。何年ぶりだろう。俺は教師になってから全然みんなに会ってないからなぁ」







懐かしい目をする先生を見ていて、また小さな不安が生まれている自分に気付く。





もう嫌だぁ、この性格。





楽しんで来てほしいのに、どうして心配しちゃうんだろう。






先生の幸せは私の幸せ。



そう思っているはずなのに。






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