ーー逃亡生活、2日目の朝ーー

うぅ…。寒い…。
もう朝かぁ…。よっこいしょっと。

体をゆっくり起こす俺。

イテテっ!

外の地面に直で寝たから、体のあらゆる場所が痛かった。


そして、これからどうしようかと考えながら、周りを見渡した。


すると、
俺の後方の草むらで野糞をしている、おっさんが視界に入った。


えっ!?

俺は突然の汚い光景に呆然とした。



…てか臭っ!!なにを食ったら、こんな臭いウンコが出せるんだ!?


俺はクレームじゃないが、ちょっと文句を言った。


「おっさん。ウンコはトイレでした方がいいんじゃない?」