あれからどれぐらい走ったかな??




いつも琉斗の横にいる女の子は違った。




可愛い子や綺麗な子。


あたしよりたくさん良い子がいた。



今まで琉斗と付き合ってたのは『幻』??


それとも『現実』なの??


空を見上げたら、あたしの心とは反対の快晴。


太陽が眩しく感じる。




「……………琉斗……………。」





ぽつりと琉斗の名前を言った。




「俺のこと呼んだ??」



後ろから聞こえるはずの声が聞こえた。



「えっ………………。」




後ろを振り返ると走ってきたのか少しだけ額に汗を滲ませた琉斗がいた。




「な……………んで……………??」



「久し振りに話したのにそれかよ。」