この一連の行動で図書館でのムカムカが頭からすっぱ抜けた



私の気持ちを初めて汲み取ってくれて優先してくれたことが嬉しくて嬉しくて…




泣きそうになりながら大輔くんが握ってくれた手を見つめていると




「待って!!!」




菜摘が走り寄ってきて私と大輔くんを繋ぐ手を無理矢理解いた




「なにすっ「好き!!!!私っ大輔が好きなの!!!!!!」





えーーーーーーっ!!?





あり得ないタイミングでいきなり菜摘が大輔くんに告白した