あのあと凛也くんはすぐに帰っていった。 正直何しに来たのか分からなかったけど……。 「そういえば、どうやって女子寮に入って来たんだろう?」 謎は深まるばかりだ。 まぁ、凛也くんだもんなぁ。 不可能なことなんてないんだろうしなぁ…。 そんなことを脳天気に思いながら、私はベッドに潜りこんだのだった。 .