あの日以来、毎日部活に行き、自分の作品と向き合うようになった。


私が描きたいと再び思えるようになったのは…彼のおかげだ。



高野麗太-----------…。


麗太くんとは一週間に一回くらいあの場所で会っている。



私が来ると麗太くんは笑顔で出迎えてくれる。


そんな姿にいつも私はほっと出来る。



「最近部長真面目に描いてますよね~。
なんかあったんですか?」