「あぁーーっもう分かんねぇっ!!」 放課後、晴紀と一緒に教室に残って勉強をしていた 「もーダメ。海都教えて」 「しょうがねぇなー…」 「やった!学年一位に教えてもらえるー」 仕事はテストってことで、おじさんがやらなくていいと言ってくれた まぁ、早く戻ってきて とは言われてるんだけど 俺は丁寧に晴紀に数学を教えた 晴紀はやれば出来るやつだからな 「さっすが海都、分かりやすい!」 「そりゃどうも」