莉亜はこの夏21才になった。
21才なんてまだまだ子供かもしれない。


16才からバイトをしてお金を稼ぐようになった。

早いものでもう5年も経った。

それなのに必死に働いてきたけど自分の為にお金を使う事を拒んできた。


家の借金の返済やまぁさんとの生活の為にお金をほほんど費やしてきた。


欲しいものがあってもずっと我慢して買えずにいた。

けど今までは家の為、生活の為といってただ使わずにいたのかもしれない。

ただの言い訳だったのかもしれない。


莉亜はそれが凄く嫌だった

これからは自分の為に頑張って働いて行こうと思う。

19才の時自分の車がほしくてディラーに行ったことがある。


未成年の為に親の名義でローンを組むことになった。

「いや〜申し訳ありません。お父様名義ではちょっと・・」


父は家の借金のせいでブラックリストに載っていた為にローンを組む事ができなかった


恥ずかしかったし、凄く悔しい思いをしたことがある

成人した莉亜は自分の為に今まで頑張ってきた自分へのご褒美として車を買うことにした。


これから頑張る為にも自分を変えるきっかけにしたかったから・・・。