――ドサッ!!!



「痛~~~いっ!!」



なんだかよくわからないまま、どこかに落ちた。



コンクリートの床に、体が叩きつけられる。








目を開けると……そこは、



見知らぬ場所だった。



「ちょっと、トロロ!魔法、ホントに成功したの!?もしかして、前に言ってた3割の失敗………。

……あれっ、トロロ!?」


キョロキョロするけど、あたしの周りには、トロロはいない。