もう一度あたしはローズちゃんに変身して、


具合の治ったハヤトとの収録を終えた。


ハヤトにも勘ぐられることなく、


あたしのモノマネも大成功だったみたい。







「ユナちゃん、すごいね!誰も疑ってなかった」


「エヘヘ、黙ってたけど、あたしってモノマネが得意なんだよね」



「へーっ!そうだったんだ!?すごい!」


「そーかな」


まさかこんなときに、役立つなんて思わなかった。


本物のローズちゃんに、トロロが今日の記憶を植えつけてくれて、


無事終了。


あたしとトロロは、ハヤトの次の行動を追うことにした。