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「あ~。楽しかった」

私達は二人、パーティーが終わって部屋に帰ってきた。

「そう?それは良かった。あ、そうだ。結衣。これあげる」

そう言って秀は私に小さな薄いピンク色の箱に赤いリボン。

中身はなんだろう?

「開けていい?」

「もちろん」

がさゴソ。

「わあっ!」

「気に入った?」

「うん。ありがとう秀」

中に入っていてのは綺麗なオレンジ色の花と白い花のキーホルダー。

私好みのキーホルダー。

「本当にありがとう!」

そう言って、私は秀に抱きついた。

「///.....結衣」

「何?」

「他の男子にもこうするのか?」

「え?ああ、抱きつくって事?」

「ああ。」

「しない、しない。秀は特別。ちっちゃい頃からの知り合いだし」

「...良かった」

なにが良かったんだろ。

あ。
そう言えば私もプレゼント買ったんだった。

「はい。秀。メリークリスマス」

「へ?あ、ありがとう」


私が渡したのは...