今日も相変わらず暇な時間を過ごしていた

ふと書斎の方に目がいく

瑞季さん…

この前、私は瑞季さんに強く抱きしめられた

その感触はまだ私の体に残っている

いくら小説のネタとは言え、あんな風に抱きしめられると私勘違いしちゃいそうだよ…

「はぁ…」

「何です?その締まりのない顔は」

今日はサイボーグ高砂もいたんだっけ?

「暇だなぁと思って」

この前、高砂さんの笑顔を見て以来

高砂さんに対して怖さが少しだけ消えたというか

距離が縮まったかなって気がする

ほんの少しだけどね