これってば一体なにプレイ?

羞恥プレイ、………いやいやもしかしたら愛君は私を窒息死させる気じゃあないかしら。

だって、だって―――


「あ、愛君? や、やめて、ください」


頭を引いて鉄筋の壁に預け斜め上を向く。

けれど指が離れることはなく人差し指の先で顎の下を撫でられ続けてしまう。

目だけを下げ様子を伺えば、薄い唇に笑みが浮かんでいた。

一体、なにが楽しくてこんなこと。