息を切らし、インターホォンを鳴らした。 すると、中から亜紀のお母さんが出てきた。 すると、ポケットから何やら、手紙のようなものを取り出しそれを俺に渡した。 「それ、昨日、亜紀から和哉君に渡しといてって…。」 俺は、それを受け取り、自分の家へと向かった。 そして、自分の部屋でその手紙をあけると、中から亜紀の綺麗な字で、書いてある紙を読んだ。