▽ 5日目



「はいっ亮ちゃんの番♪」


「なにが?」


「だーかーらー約束したじゃん。
亮ちゃんが面白い答え出す番だよ!」



私の答えで笑ったら、
面白い答え考えてくる。


そう約束したのに、何故か一向に
口を開かない亮ちゃん。



「まさか…面白い答え
考えてこなかった…とか…?」


「あんな約束マジな訳ねーだろ。
お前、そろそろシツコイ」




無表情で言う亮ちゃんの言葉が
なんだか心にズーンと突き刺さった。



「…もういいよ」