友達や他人にまで心配される程、 アタシの彼は冷たい。 「明日、仕事何時まで?」 「…関係ねぇだろ」 「……そっか…」 私の今の体勢は、彼が座っているソファーの背を持ち、 彼の顔を覗いている。 それでも彼はあたしの方を見ずにずっとテレビの方を見ている。