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「誠二様、宜しいのですか?」


「あぁ、構わない。名前を出さなければ問題ないだろう」


「嫌がったりしないでしょうか」


「あの子なら問題ない。そういうのは心得ているはずだ」


誠二様は言った。


「近々、あれもあることだし、……を選んでやるといい」


誠二様は僕に提案した。


「そうですね、喜んでくれるといいのですが……」


「大丈夫だろう?少なくとも、君を気に入っているようだ。後1ヶ月、頼むよ」


「分かっています」
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