「なぁなぁ」


私が席についた瞬間、オレンジ頭の男の子が話しかけて来た。


お、オレンジ…っ。


この色からしてこの子も不良…なんだよね。


「俺、西森准也-ニシモリ ジュンヤ-!よろしくな!」


「桐谷姫華。…よろしく」


それからも、ずっと話しかけてくる准也がウザくなり、教室を出る事にした。