ぽちゃ…ん


広くて、ピカピカのお風呂の浴槽に入る。

少しぬるいくらいのお湯が、私の体を包んだ…



あのあとすぐに優さんが帰ってきて、私は優さんと夕飯のしたくを
た。

弟くんの帰宅と同時に、夕食を食べ始めた私たち。

玲とはなんとなく会話が少なくなっていて、ちょっとだけ気まずい雰囲気…



愛梨のことを知った以上…

私はどうしたらいいんだろう…


さっきから、そればっかりが頭を回っている。




玲はなにを考えてるのかな?

この先どうするんだろう…


学校へ行くのも怖いもんな・・





「はぁ…」


大きなため息をついて、重い腰を上げてお風呂をでた。







カチャ


お風呂から出た私は、髪をタオルで拭きながらバスルームから出てきた。




「おかえりー!湯加減大丈夫だった?」


優さんが私に駆け寄る。



「はい、ちょうどよかったです。着替えとか貸してもらっちゃって、すみませんでした…」


下着も新しいのおろしてくれたし…本当に申し訳ないな…