屋上について俺は眠ることにした



「…げんに起きろ」


「んぁ?」

目を開けると黒沢が居た


「お前もう昼休み始まってるぞ?
いつまで寝る気だ?」


「え、?マジで?」


携帯を開くと確かに昼休みの時間だった


「昼飯、食うんだろ?」


「食わなかったら餓え死ぬ…」


「一食位で大袈裟な…」

そう言いながら俺の弁当を渡してきた


「なんで黒沢が持ってんの?」


「お前の姉貴とやらに渡してって頼まれた」


「あー…そーいや今日家に置いてきたな…」

姉貴はここの三年生で香音(カノン)って名前


黒沢は焼きそばパンを食べてる

「いつも購買で買ってんの?」


「あぁ。弁当とかダリィし。」


「焼きそばパンだけで足りんの?」


「これ三つ目」


「早っ!!?」