ケータイ小説 野いちご

たった一試合、君と私の甲子園

出会い

私が宏大と出会ったのは、
高校の入学式だった。



「美優、早くっ!!」


「友美、待ってって!!」


私たちは入学式当日、教室がわからずに
校内をぐるぐると回っていた。



私の名前は河西美優(カサイ ミユウ)
神楽高校一年。
そして、同じく神楽高校一年、
佐伯友美(サエキ トモミ)
中学時代からの親友だ。



「教室どこやねん・・・」


「さっきもここ通らんかった?」


「そんな気がする・・・」


「よし、上に行こう!!」


そう言って友美は
階段を駆け上がりだした。



「ちょっ、友美!!」


私も友美を追いかけ
階段を駆け上ろうとした、その時!!






< 7/ 222 >