ケータイ小説 野いちご

たった一試合、君と私の甲子園

美優の決意

季節は秋、文化祭の季節。


私たちは高校になって
初めての『神楽際』を迎えた。

神楽祭と言えば出し物、
私たちは焼きそば、焼きおにぎり
などの露店を出すことにした。



「おいっ、俺にやらせろ!!」


「あかんっ!!
おまえは不器用やねんから
引っ込んどけ!!」


宏大と大松くんが鉄板の前で
てこの取り合いをしている。


「まったく・・・」


私はそんな二人を呆れながらも
微笑ましく見ていた。



宏大たちは県大会を制し、
近畿大会に出場した。
そして近畿の強豪たちを
次々に倒し決勝へ・・・

しかしそこで法名高校に敗れ、
神宮への切符を逃した。

ずっと頑張って来た宏大たちには
この神楽祭が良い息抜きになるかな?


宏大と神楽祭を周りたいなぁ・・・


美優は密かに宏大と神楽祭をまわる
チャンスをうかがっていた。



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