思わぬところでユズカにあった

そして初めてユズカから恋バナを聞いた

「初恋がお兄さんだったなんて…」

「ん?兄さんがどうかした?」

「ううん、優人お兄さんのお陰でステキなクリスマスになったなと思って」

私たちは今、パーティー会場だったホテルの最上階にいる

お兄さんが今日出席してくれたお礼にと私たちにスイートルームを用意してくれた


私は先輩に後ろから抱きしめられながら

スイートルームの窓の下に広がる夜景を眺めている

そして先輩はさっきから私の髪や首筋に何度も何度もキスをする