ケータイ小説 野いちご

私の彼は教師です【短】

教師の彼
気まずさ



彼は戸惑いながら、私に視線を送る。




「俺今日は宿に帰んないよ。

おねーさんとイケナイことするから」




私の手を引いて、男子生徒は彼と反対方向に歩き出す。




「おい、止めろ!!」


「イケ先は3-Aの担任と、熱い夜でも過ごせばいいだろう?」




そのやり取りを聞いて、すぐさま3-Aの担任があの女教師だと分かった。




生徒に言われているってことは、そうとうだよね?




そんなに親密で、男女の仲に見えるんだ。


何よ、一緒に住んでる女がいます!!とか言いなさいよ。



だからあの女教師が舞い上がるのよ。





.....違う。



私が可哀想だから、まだ別れを告げられていないのかも知れない。



本当はもう、あの女教師と付き合っているのかも知れない。



次に一緒に暮らすのは、あの女教師ってこと?




「何よ、そうならそうと言いなさいよ!!」



「「えっ!?」」


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